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2012年以降に観た芝居


2011年に観た芝居


2010年に観た芝居


2009年に観た芝居


演劇三昧〜今までみた演劇の記録&リンク集〜


お気に入り劇団

劇団鹿殺し http://shika564.com/
初めてみたのは「百千万(ももちま)改訂版」。チラシで「坂井真紀が古田新太に『アツイゼ』と言われて・・・というのを見かけて駅前劇場に訪ねていったのが始まり。
「電車は血で走る」「ベルゼブブ兄弟」「轟きの歌」「赤唐がらし帝国」「スーパースター」「電車は血で走る(再演)」をみている
ついに「本多劇場進出」。まだまだ本多劇場を使いこなした芝居はできていないようだけど、駅前劇場から本多に上がりをしたのを目撃した初めての劇団。
劇団新感線 http://www.vi-shinkansen.co.jp/
初めてみたのは「髑髏城の七人」。新国立劇場の中劇場の奥から走ってくる水野美紀・坂井真紀のかっこうよさにほれぼれした。
蛮幽鬼蜉蝣峠五右衛門ロック犬顔家の一族朧の森に棲む鬼、犬顔家の一族の陰謀〜金田真一耕助之介の事件です、吉原御免城髑髏城の七人(アカドクロ)髑髏城の七人(アオドクロ)見ているような見ていないような。

ちょっと違うけどリチャードIII世も行った。
49日後も新感線とはかなり違う(っちゅうより出ているの古田新太だけだけど良かった。
鼠の三銃士になると更に違うワケだけど、これまたかなりよかった。「印獣」よかった。身震いがする舞台だった。
そういえば、橋本兄弟の出ていた「噂の男」もすごかった。橋本じゅんのまじめな芝居も結構好きで「冬の絵空」はかなり参った。もっとも、冬の絵空の場合には生瀬勝久を初めて役者として尊敬したというか、橋本じゅんと生瀬勝久のぶつかりにびっくり。そして、終演後の舞台挨拶の生瀬勝久の最後の挨拶に涙が出た。そっか、これやりたかったんだなぁってのがひしひしと伝わってきた。そんな人生にちょっと嫉妬した。
ペンギンプルペイルパイルズ 初めて倉持裕の芝居を見たのは、多分「開放弦」.。開放弦は倉持裕の脚本だけど演出は「G2」。PPPPともこれまた違ったようで、次の芝居は「ワンマンショー(再演)」、「ゆらめき」(劇評はこちら)、「審判員は来なかった」「cover」と続いている。coverはいまいちみたいな評価もあったけど私はかなり気に入っている。
10周年記念の「贖罪の罪」これまた見事な物語であった。なんか、会社員生活やっているとあれこれみにつまされることがたくさんあってちょっとノックアウトさせられたっていう感じである。
ヨーロッパ企画 曲がれスプーン」が映画化+再演を2009年末に控えている。
とにかく生き方とか、ノリがうらやましい限りである。こんなサークルがあったら大学時代に入りたかった。
初めて見たのは映画「サマータイムマシンブルース」だった。見たきっかけは真木よう子なる女優が気になって、なるほど・・・と見たのがその走り。おかげで「ムロツヨシ」はヨーロッパ企画の団員に違いないと先日まで思い込んでいた(ノリが違うけど間違えて同志社に入学しちゃったんだろうなと思っていたが、単に映画に使われただけだったようだ)。ボス・イン・ザ・スカイ」「昭和島ウォーカー」「あんなに優しかったゴーレム」外れはない。対ダンなどに出ているのはなんともフシギだが本多力・永野宗典がとてもいい味を出していて、ダンスパフォーマンスにヨーロッパ企画が殴り込み・・・実はちょっとばかり嬉しかったりする。アイポッドはナイポッドというワケ分からんだじゃれが心地いいリズムでダンスだったんだろうと勝手に解釈している。ムロ式には1回おきに本多力、永野宗典が出ている。
夏に楽しみにしていた「サーフィンUSB」はなんか終わり方が不条理というか、消化不良な感じに???という印象を持った。何があったのか、
次回に満足行くオチを見せてもらいたい。
阿佐ヶ谷スパイダース 初めて見たのは「桜飛沫」。水野美紀見たさに行ってしまったワケである。この芝居には思えば、真木よう子が出ていて、なんか水野美紀とカブる女優がいるなぁとうっすら感じた記憶がある。
失われた時間を求めて」をベニサンピットで見られたのはいまを思えばいい思い出。やっぱり奥菜恵はすごい役者だと感心した。
長塚圭史がイギリス留学から帰ってきての「アンチクロックワイズ ワンダーランド」第一印象は日本のチェーホフか???・・・。さてどこに行くのだろう。
ここは制作集団が「他劇団の制作」も手がけたりして生業として成り立つような仕組みを作っているみたいで「すばらしい」と思った。なんといっても、アンチクロックワイズ・・・の舞台は綺麗な出来で、内容はおいておいて、これはこれで感動した。

長塚圭史の別プロジェクト
葛河思潮社の「浮標」は見事だった。田中哲司、藤谷美紀ががんばった。舞台作りも良かった。物語もすごかった。第二作も期待したい。

最新作の「荒野に立つ」
なるほど、前作(アンチクロック・・・)あの世界を求めるのか。これは客を選ぶ舞台に旅立ってしまったんだなぁと遠い目をすることとなった。
PIPER PIPERというか後藤ひろひとというか。
はじめてみた芝居は「ひーはー
もちろん水野美紀目当てで行ったが、期待を上回るできばえに満足して帰った。
Piper10周年記念だったそうな。終演後水野美紀は「プロペラ犬」の告知、腹筋善之助もチケットをロビーで手売りしていた。
その後、後藤ひろひとは「2008年『パコと魔法の絵本』」でいい脚本家として売れたみたいだ。
一方、気になる舞台があったのは2009年夏。「ガス人間第一号」これまたすばらしい舞台だった。実は映画がひどいんだけどいい。八千草薫が綺麗だってのも特徴なんだけど。なるほどいい脚本家だってことがよくわかった。
そして、2010年
「the left stuff」
みごとな舞台だった。DVDが出たら見てみたい(実際出ているけど買っていない)。
途中会場の多数決などで進行が変わるかのような見事な演出。
(多分結末にはそれほど影響はないと思われ、実際作品に大きな影響は与えない程度のインタラクティビティ。インタラクティブという概念を「ジャン・ルイ・ボワシエ」が語っていたことをフと思い出す。思えばその理論はあまり理解されていない。後藤ひろひとで学ぶべきであろう)
この天才集団を舞台で見るチャンスがあったあなたは幸せものだろう。

「ひよこの雄と雌の区別のしかたはご存じですか?それはさておき・・・」で始まったのはガス人間だったか、その区別のしかたはナニだったか。それはさておきいい芝居だった。

後藤ひろひとは個人脚本家としても活躍していて、three bells in a row、王立劇場・・・いい意味で期待を裏切ることにかけてはピカ一の脚本家・演出家だと思う。

ガス人間第一号に次いで、東宝とのコラボ、東宝映画の再現舞台シリーズ第二弾ということで、無責任新世代。これはすごかった。この時代にやらないといけないことをよく分かっている後藤ひろひと。目標は「三谷幸喜」のような安定した脚本家生活を送ることだそうな。
藤木勇人 初めてこの人の存在を知ったのは映画「パイナップルツアーズ」だった。謎の不動産屋?みたいな役で出ていた。なんでも「ちゅらさん」というのNHKの朝の連ドラで有名になったということで、リンケンバンドのボーカルだってことでも有名らしい。いずれにしても私は全くしらなかった。
日経新聞の夕刊コラムに「ボード事件(日本初の米兵による婦女暴行事件)」というものが1853年にあったという話が琉球落語で行われるというものを見かけたのがことのはじまり。
以来、毎年、駅前劇場に足を運ぶこととなった。イトマンの母の話、怪談話、山ノ口漠の話、一人の死者も出さず島民が投降した話・・・。喜怒哀楽のつまった2時間である。滑舌はあまりよくないのと、ウチナーグチをよくわからない私には1/2くらいしかわかっていないような気もするが、毎年案内が来るのを楽しみにしている。
2009年から会場は中野MOMOになっている。
購入したチケット、DMが60円の封筒みたいなものに入ってくる。あれは封筒として使うのはいけないはずだけど、遠慮無い。こんなところに沖縄を感じるのは私だけではあるまい。
2010年 落語が本格化?志の輔師匠の弟子を名乗る?立川流は名乗れず。
パギやん http://www.fanto.org/
書きかけ
ムロ式 ムロツヨシのコントの会
1,2,3と3回あった。
1回目は買ったチケットの日に清原和博が1軍の試合に出るってのがあったのでついついそちらに大阪ドームに行ってしまった。清原ファンということではなかったのだけど、バファローズの大事な試合だったので。その翌日にはとんでもない事件が会社で起きてしまった。
2回目
3回目
いい舞台だった。第4回を期待している。
 
マルセ太郎 芝居ってすごいって思わせてくれた最高そして唯一の芸人。
私は芸人という言葉ことばはこの方以外には使わないことにした
(大竹まことが本でそう書いているもののウケウリ)。

残念ながら彼の舞台ってのは
「天井桟敷の人々」のスクリーンのない映画館をジャンジャンで観たのが最初で最後だった。本当は泥の河とか観たかったけど。知った頃にはそれはやっていなかった。もっとも、私は泥の河は宮本輝の最高傑作の一つだと思っていて、映画より小説が好きである。多くの人は「あれは映画がいい」と言うのだけれど。実はいろいろ思うことがあって宮本輝の本はすべて処分してしまった。
大宮エリー 見る価値は多分ないように思うけど敢えて書きたいことがある。
そのうち書いてしまうかもしれない。
『GOD DOCTOR』作・演出(出演:片桐仁、石田ひかり、松村雄基、遠山景織子、山下真司、板尾創路)2008年 新国立劇場小劇場
『SINGER5』作・演出(出演:スチャダラパー、斉木しげる、板尾創路の回)2009年
ナイロン100℃ すごい演劇集団だと思う。
多分、その存在を初めて知ったのは「有頂天」というバンドが深夜のテレビに出ているのをみたときなんだと思う。で、その初めて見たときには当然ながら「ケラ」は脚本家ではなくてバンドやっていたんじゃないかと思う(実は、詳しいことはしらない)。その後、何年かして大学写真部の先輩が結婚した。そのパーティがキラーストリートのライブハウスみたいなところ(元お米屋さんとかいっていた)であった。そこにゲストで「ケラ」さんが登場してその先輩夫婦と一緒に曲を演奏して、歌っていた。

それから何年たったんだろう・・・ふと見たのが
「わが闇」(多分、坂井真紀につられて買ったような・・・)
「シャープさんフラットさん」(ホワイトチーム・ブラックチーム、実は両方みて初めて意味がわかったような感じがする。やっぱり三宅弘城、大倉孝二はすごい)
「神様とその他の変種」(ミノスケの子役はすごい。水野美紀の若い先生役は無理があるという後ろの女性の声に思わず笑ってしまった)
「世田谷カフカ」〜フランツ・カフカ「審判」「城」「失踪者」を草案とする〜
やっぱりいいなぁ、ついついカフカの本を揃えてしまった。もちろん、買っただけで読むことはまだない。
「2番目、或いは3番目」
終末ということをいろいろ思い出したり、考えたり、諦めたり、今まで見た芝居で一番静かだけど、大倉孝二は一番うるさかった。そのうるささが、実は芝居の救いとなっている。最近、会社でも「笑うしかないでしょ」という話があって・・・。感想は半年後にしか書くことができなさそうである。

ちょっと違う、ケラさん関係のは
噂の男
http://www.parco-play.com/web/play/uwasa/index2.html
唐がらしなあいつはダンプカー!
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=8708
どん底
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_08_donzoko.html
東京月光魔曲
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_makyoku.html
黴菌
東京月光魔曲は年越し上演だった。2010年の最高傑作はこちらかもしれない。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_baikin.html
シティボーイズ これは演劇と言うのかどうか分からないけど、1992年公演以来、全舞台に行っている。あげくの果てには名古屋公演にまで行ってしまっている。ゴールデンウィークの楽しみ。
残念なことに2010年のゴールデンウィークはライブがなく、ショートフィルム&トークショーとなってしまった。運がいいことにプレオーダーチケットが当たった。
2010年の秋にはライブがあるそうで、楽しみだ。
と思ってみてみると、若手のパワーに3人は負けているみたいだ。
がんばれと一言。
2011年秋に
プロペラ犬 初冬の最大のイベント
水野美紀+楠野一郎の演劇ユニット
第1回「マイルドにしぬ
第2回「ジャージマン
第3回「サボテニング
実は水野美紀の出演する舞台は「赤ドクロ」以来殆ど行っている。

スペシャル「アウェーインザライフ」「プロペラ犬×筋肉少女帯」のコラボレーション「エンゲキロックin赤坂BLITS」
2010年6月4日〜18日
ロックのないところに自由は生まれないというようなことをファンキー末吉が言っていた。そんなこととは関係なく、劇団新感線を目指した?ロック演劇。怒り・裏切り・友情・愛・スキャンダル・現実と虚構が交錯したあっという間の2時間半。舞台セットはPPPPか?という感じなのは、ま、小劇場ってことで。
2010年秋、4回目のプロペラ犬公演がないのはとっても残念。
カエサルとか出ている場合じゃないぞ・・・。ひみつ集会はどうした・・・OCNで桃太郎の物語をだらだら書いているバヤイじゃないぞ。
 東京セレソンDX 見たきっかけは
「歌姫」
長瀬智也と相武紗季が出ていたテレビ版であった。
私は3回くらいしかみなかったんだけど、
なんか光っているドラマだった・・・。
脚本が「サタケミキオ」・・・誰だそれ?
と言っているうちに
「鹿男あおによし」に登場する「宅間 孝行」が登場した。これまた・・・誰だこれ?・・・たしか、タイガーアンドドラゴンで長瀬智也の兄貴役で出ていた男だった・・・江戸っ子だか関西人だかわからない感じでいるうちに、サタケミキオと宅間 孝行が同一人物とわかってきた。で観にいったのが、

「夕」
こりゃすごい・・・最後に泣けるし。最後のシーンまで簾が何なのか、あの石垣の向こうは・・・と思っていた、いろいろな思いが涙と共に一気にあふれでる。

「流れ星」
うつみ美土里???と思っていたが、これまたすごい・・・これまた泣ける。会場も号泣する人続出。山田まりあもつられて泣きそうだったと舞台挨拶で言っていたけど。

「what a wonderful life! ver 2010
伊藤高史が団員として加入。主役を彼がやっていた。
サタケミキオ第1回監督映画「同級生」ですごい役をやっていた。あんなオチがまさかあるとは思いだにしなかった。今回は「演出」「主演」を宅間孝行はやっていないようで、ようやく劇団らしくなる兆しかもしれない。
オムニバスの作品だと思っていたけど、全5幕の演劇ってことだった。人生をこんな風に演じられれば確かにwonderfulであろう。
宅間孝行が出ていたものと比べることなく満足できたんだろうと思っている。「take5」にあんな歌詞を付けて歌われちゃうと「号泣」したくなってしまう。こんな芝居を昔からやっていたとは・・・。いやはやすごい。

2010年になって、これぞ21世紀の新国劇なんだと私は勝手に思っているが「寡作すぎる」「劇団の体をなしていない」ってのがとてもとても残念であった。演劇という表現システムは「制作」「役者」「台本」がうまく機能することと、客演の役者がうまく「客寄せ」をしてくれ相乗効果となって興業として成り立つことなんだと勝手に思い込んでいる。
が、なかなか難しい・おもしろい・痺れる。ってことなんだろう。

新作「くちづけ」
2010年8月1日のチケットを代金払い済で予約している。
楽しみだ。
瀬戸内芸術祭に行く前に鑑賞。
テーマがテーマなんで、どうなんだろうと思ったんだけど、やっぱり泣けた。
素晴らしい。
なんとか続けてほしい。

2010年年末の公演が楽しみだ。ってことで見た。
「ごきげんパラダイス」
2011年の番宣と10年間の回顧と「俺様」満載の2時間だった。
2011年はセレソンDXにとって多忙な一年のようだ。
 劇団「本谷有希子」 初めて見たのは
幸せ、最高、ありがとうマジで!
http://www.parco-play.com/web/play/motoya/
あまりのすごさにおどろいた。
芝居ってのはここまで「悪意」ってのを表現してしまっていいのか?!
いや、映画ならあるか・・・、感動・涙のない・女の醜いところをここまで見事に演じたその永作のすごさを知るのはそれから1年かかるのであった。正直、見た直後には「二度とみない」と思ったんだけど・・・
これはPARCOプロデュース公演だったんだ。いわゆる定期公演ではない。そもそも、劇団付き役者のいない劇団というのは、定期公演という意味があるんだろうか。

第14回公演「来来来来来
りょうのあの目は確かに、本谷有希子の芝居に向いているなぁと納得・満喫した。

第15回公演「甘え
小池栄子の耐えに耐えて・・・その変わりゆくところに恐ろしさと心地よさと、本谷有希子の真骨頂を感じた。円形劇場でやるということを上手く演出しているなぁと感心した。
しかし、ポスター写真と舞台のギャップは・・・(笑)。

第16回公演「クレイジーハニー」
なんと「長澤まさみ」をおとした。
猛暑の中、パルコ劇場で長期間に渡って上演。
長澤まさみの初舞台はこれまた見事で。
今までみた3つの芝居、2つの映画とは一線を画した秀作といってもいいと思う。
もっとも、役者に助けられたところも多い感じではあるのだけれど。
でも、舞台は役者のものだと思うのでそれでいいのだ。

ついでに次回は武井咲でもおとしてみてほしいものだ。

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