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映画三昧


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小津安二郎の旅


初めて見た映画・・・池袋で「猿の惑星」を見た記憶がある。あまりの衝撃にしばらく寝られなくなったと思う。この頃にはテレビで映画を見るってのが普通だったけれど、いまだに強烈な印象を持つ映画は「地下水道」。「サウンド・オブ・ミュージック」「風と共に去りぬ」「シェーン」「大脱走」「戦場にかける橋」「アラビアのロレンス」「ベンハー」「パットン大戦車軍団」「第3の男」「ローマの休日」。「チャップリンの映画」は大体見た。
なんだかんだいって、映画がなんたるかの基礎は「荻昌弘」「水野晴郎」「淀川長治」に教わったようなもんなんだろうと思う。

小学校6年の時に埼玉県に引っ越して、なんか東京が無性に恋しい感じになってきた。そんな時に出会った「作品」が「2001年宇宙の旅」実は、「ラジオドラマ・音の本棚」で聴いたのが始まりだった。なんでも「超難解」とのその映画もラジオドラマで体験するとずいぶんわかりやすいドラマだった。おかげで、「テアトル東京」で上映されたときには大喜びで、納得した映画として出会うことができた。
「科学忍者隊ガッチャマン」の映画を見に川口まで行ったり、「天国から来たチャンピオン」を見に春日部文化に行ったり、「未知との遭遇」「復活の日」を見に大宮ハタボウル跡の映画館に行ったりと、中学の頃の私にとって映画は最大の楽しみだった。
それから、中学校3年になって、模擬試験とかを受けに池袋に行くと、その帰りに「文芸座」とかに寄って映画を見てから帰った。たぶん、一生の中で一番映画を見た時期なんじゃないかと思う。この頃の映画としては「ディア・ハンター」がNo1映画だったんだろうけど、実際、銀座に見に行こうとして、気がつけば有楽シネマでやっていた「ミッドナイトエクスプレス」にふらふらっと入ってしまうそんなひねくれた感覚が芽生えている(好きな映画は?というインタビューに、テイタム・オニールがそう答えていたのを思い出した)。

高校になると「春日部文化」に授業がない時間にはせっせと通った。高校生のたしなみとして「ぴあ」は毎月25日に買うものとなっていた。私はちょっと違うんだよ。って心の中でツブヤキつつ「シティロード」を買っていた。たぶん、映画評の星取がこっちの方が良かったってことなんだと記憶している。そんな中での出来事に、「ぴあ10」で年間No1が「ET」だった年に、シティロードでは「ガープの世界」を選んでいた。さすがだ。映画はこうあるべきだ、なんて勝手に思うようになった。この頃には「今のままでいて」のナスターシャ・キンスキーがあまりに綺麗で見に行ったのを覚えている。これまたドエロな映画にしか思えなかった。21世紀になってDVD買ったけど、ナスターシャ・キンスキーの綺麗な体はやっぱりドキドキする。

たぶん、浪人中にも映画はそこそこ見ているようで、そこで衝撃を持ったのは「民衆の敵」だった。この頃までには「天井桟敷の人々」

大学になると夏期集中講義で「映画」を選択した。よく覚えていないのだけれど、映画の見方、映画の歴史をしっかり学んだ記憶がある。
大学2年くらいになると「並木座」に小津安二郎映画を見にせっせと通った。なんかやたら、おっさん(サラリーマン)が多い不思議な映画館だと思った。ここに揚げた映画館は今はもうない。


史上最高の映画とは


「猿の惑星」
続編が延々と続いたし、日本ではテレビ版まであったと記憶している。
オリジナルはすごいと思った。竹中直人が感動した・・みたいな感じで映画紹介をテレビでやっていたのは2005年頃の話。

2001年宇宙の旅
http://movie.goo.ne.jp/movies/p6800/index.html


風と共に去りぬ
http://movie.goo.ne.jp/movies/p1842/index.html


天井桟敷の人々
http://movie.goo.ne.jp/movies/p14173/index.html


市民ケーン
http://movie.goo.ne.jp/movies/p4147/index.html


1900年
http://movie.goo.ne.jp/movies/p11404/index.html


ガープの世界
http://movie.goo.ne.jp/movies/p2086/index.html
この映画が上映された年のぴあテンの1位は「ET」だった。シティロードは「ガープの世界」ここで映画に対する価値観が分かれるというものだ。もちろん、私はシティロード派だった。人生を描いた映画としてはNo1なんじゃないかと思う。これで俄然ロビンウィリアムスが気に入ってしまって、
今を生きる」「レナードの朝」なんかを見た。学園ものというとまっさきにこの今を生きるを思い出し、病院が出てくるとこのレナードの朝を思い出す。どちらもハッピーエンドでないところがなんとも・・・。


天国から来たチャンピオン
http://movie.goo.ne.jp/movies/p6127/index.html
史上最高の映画はこれと言いたいくらい好き。
夢と希望と愛があり、ちょっぴり悲しい。


エデンの東
http://movie.goo.ne.jp/movies/p1154/index.html
映画監督のあれこれはおいておいて、北の国からのラーメン屋のシーンで引用があって・・・それでこの映画を再評価することとなった。


「サウンド・オブ・ミュージック」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p3588/index.html
オーストリア人がなんで英語をとかそういう突っ込みなしに楽しく・悲しく素晴らしい。


「雨に唄えば」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7653/index.html
ミュージカルっていいなと思った映画。


「チャップリンの独裁者」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p5820/index.html
映画そのものは駄作なんでしょうが、史上最長の演説シーンあそこに涙が出る。


「地下水道」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p12774/index.html
初めて見たのは小学生の時だった。


「民衆の敵」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p8815/index.html
スティーブ・マックィーンがあまりにも格好いい。イプセンの存在を知った名画。


「子猫をお願い」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p34833/index.html
蓮實重彦さんが「見てあげてください」と何かに書いてあったか・言っていたかで見に行った。最高の青春映画だと思う。こんな映画は二度と撮れないだろう。


「今のままでいて」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p10132/index.html
高校生だったと思うけど、ナスターシャ・キンスキーがいいなと思ってニュー東宝シネマ1に見に行った記憶がある。今みても綺麗な体だとほれぼれする。それだけなんだけど、それが大事。


「無伴奏「シャコンヌ」」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p16888/index.html
日本で1番小さい「国名劇場」で見た。バッハは好きではない(まだ)。けどこれはいい。京阪奈学研都市に自動車通勤しているときにいつも聴いていたのがファジル・サイのシャコンヌだった。なんか自殺したくなるようなそんな気分にさせる名曲。そのいでたちを教えてくれた映画。そっか、DVDにはなっていないんですね。


「スペシャリスト 自覚なき殺戮者」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p31825/index.html


ブラス!
吹奏楽ではなく、ブラスバンド。その違いは実は大きくて、この金管楽器のみによる楽団の格好いいことといったら・・・。しかもこの映画は史実に基づいた話だそうで、唯一残念なのは「演奏シーン」が短いこと(笑)。映画なんだから当然なんだけど。音楽好きにはたまらないいい映画。ぜひ。


「ベニスに死す」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p12255/index.html
初めてみたのはいつなんだろう・・・。ただ、言えたことは、若い頃にこれみてもわからないのではないかということ。歳とってから見て、なるほど・・・ということがいくつもある。ついでにヴィスコンティ映画もそうかぁと。
なんといっても、マーラー5番第4楽章アダージェット。これをここまで巧く使いこなすとは。
いつの日か、ベニス駅にマーラーを聴きながら列車から降り立ち、ゴンドラで街中にと歩みたい。


ニューシネマパラダイス
もし、あなたが映画好きであって、この映画をまだ見ていないのなら、そして、あなたに故郷があって、故郷を離れているのなら、この映画を見てほしい。
初めてみたのは「シネスイッチ銀座」だった。ずるいくらいの演出があちらこちらに・・・。ただ、青春時代のシーンになにか中途半端感があった。それから何年もたって、完全オリジナル版なるものを見て、なるほど、感動は2度あるものなんだと思った。
映画で号泣しそうになるってことは滅多にないけど、これは号泣しそうになる。恥ずかしいから一人でみるべきかもしれない。

史上最高の日本映画とは・・・

欲望
http://movie.goo.ne.jp/movies/p36817/index.html
篠原哲雄監督の映画、「春の雪」(三島由紀夫)の作品をフィーチャリングした最高傑作。篠原監督の映画で「写真」の使い方が巧いと思った二つ目の作品。


深呼吸の必要
http://movie.goo.ne.jp/movies/p35850/index.html
篠原哲雄監督作品。香里奈が良かった。長澤まさみも出ていた。とにかくラストが最高。


「洗濯機はおれにまかせろ」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p31678/index.html
篠原哲雄作品。いいなぁと思うんだけど、あまり評価されていないのが可愛そう。


パイナップルツアーズ
http://movie.goo.ne.jp/movies/p27643/index.html
東中野ポレポレで2000年になってから見た。オキナワっていいなぁと思ったきっかけがこれ。


按摩と女
http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112411068.html
清水宏監督。この人は作品のブレ幅が大きかったようだ。「山のあなた 徳市の恋」でリメイクされているが、オリジナルを見ると、なるほどなんとなくリメイクしたくなる気持ちがわからんでもない。


黒澤明映画・小津安二郎映画・川島雄三映画は一応押さえている。何がいい悪いは言ってもしかたないのだと思っている。
でも、これは気になる作品だ。異端という意味で。
幕末太陽傳
http://movie.goo.ne.jp/movies/p25362/index.html
風の中の牝鶏
http://movie.goo.ne.jp/movies/p26985/index.html
2011年2月13日に横浜美術館に高嶺格展に行く。そこでみかけたものに、小津安二郎映画上映会。
晩春・麦秋・秋刀魚の味・東京物語
という4点セット。
そっか、秋刀魚の味が遺作だったってことに気がついた。
小津安二郎というと墓標の「無」というのが有名だが、あの無はどういう意味なのか、漫画をみて感動した覚えがあるんだけど忘れてしまった。
今日、amazonで探して注文。
園村 昌弘, 中村 真理子, 小津家
小津安二郎の謎 (Big spirits comics special―日本映画監督列伝)
http://amzn.to/hPhceK
そして、今日(2011年2月13日)どっかで見た記憶があるんだけど、見つからないので、類似の話を探してリンクを貼っておく。
http://www.geocities.jp/mafm_001/11019.html
小津にとって、戦争はあってもなくても関係なかったのではないか?
という疑惑である。
長屋紳士録、宗方兄弟あたりの話だったと記憶しているが、小津にとって戦前・戦後はあまり意味がないというようなことを言っている人がいた。
それは違うのではないのかということを言いたいということ。
読み終わった。確か「無」って墓に書いてあってその意味を探すようなマンガだったと思った。が、結構違いがあって、あまり無を調べようとしているわけではなくて、小津の「豆腐屋」ってことの謎、原節子との関係、佐田啓二との関係、いや、実は彼の映画に影響を与えた映画監督の話が盛りだくさんで、その中の「無常」「無心」・・・いろいろな無があるもんだと感心した。
で、「無」の意味はわかったようなわかんないようななんだけど、いくつかわかったことがあった。
マンガで学んでいるようではいけないんだけど、小津安二郎の戦後の映画しか見ていない私は、しかし、いくつか重要な作品をちゃんと見ていないことがわかった。
そして、小津を理解するにはやはり見ておかねばならない映画が20本はあるわけで、これから1年間を小津巡礼の旅と位置づけようと密かに心に誓った。小津安二郎の作品を10本みたら新たなトピックをたてることにする。

どですかでん」「デルス・ウザーラ
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD17559/index.html
http://movie.goo.ne.jp/movies/p12567/index.html

砂の女
http://movie.goo.ne.jp/movies/p21330/index.html
この原作にあこがれて鳥取砂丘に行った。風景が全然違うので愕然とした。もともと安部公房作品は「無国籍」なんでフィクションなんだろうか?なんて思っていた。なんと、映画ロケ地があるのを知った。
庄内平野の浜中部落。庄内空港からすぐのところにある。小説の表現そのままの風景がそこにある。急速にその風景は消えようとしている。いつまであるのか。

砂の器
http://movie.goo.ne.jp/movies/p28578/index.html
日本映画かくあるべし、というようなものが詰まった映画だと思う。
だいたい、この手のリメイクはがっかりするようなものが多かったが、人間の証明と砂の器は別格だった。とくに砂の器は15分拡大にその魂がすべて込められていた。映画では表現されなかった謎が出ていて、今思い出しても涙がこみ上げてくる。
松本清張と日本映画界の渾身の一作。日本人として是非みてほしい。
2009年だったか、「パギやん」http://www.fanto.org/ がこの映画を「マルセ太郎」のように一人舞台で映画を語る芸があった。客席がガラガラなのが可愛そうだったが、いい舞台だった。そういう芸人(昨今はやりのお笑いではなく、大竹まことも言っているが、芸人=マルセ太郎と私も思う)の魂をゆさぶる何かがここにある。


たぶん、青春映画のNo1は「子猫をお願い」だと思っている。

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